幻想物語の文法　『ギルガメシュ』から『ゲド戦記』へ　ちくま学芸文庫

幻想物語の文法 『ギルガメシュ』から『ゲド戦記』へ(私市保彦

幻想物語の文法 『ギルガメシュ』から『ゲド戦記』へ(私市保彦

幻想物語の文法 : 『ギルガメシュ』から『ゲド戦記』へ(私市保彦

幻想物語の文法 ギルガメシュからゲド戦記へ(私市保彦箸) / 浪月

幻想物語の文法 : 『ギルガメシュ』から『ゲド戦記』へ(私市保彦

幻想物語の文法　『ギルガメシュ』から『ゲド戦記』へ　ちくま学芸文庫\r\r私市 保彦\r筑摩書房\rちくま学芸文庫\r\r世界最古の叙事詩『ギルガメシュ』から、現代のSFや傑作ファンタジー『ゲド戦記』まで。４０００年の時空間を自在にゆきかいつつ、地下に埋もれた〈魂の冒険行〉の水脈を鮮やかに掘り起こす力作評論。エジプト神話が、古事記が、ペロー昔話が、グリム童話が、さらにホフマン、ポー、ヴェルヌ、メルヴィル、ネルヴァルらの作品がスリリングに解読されていく。「他界」「分身」「迷路」など幻想のレンズを通して物語に生きつづける人間の原初の夢想を追う。物語における光と闇の現象学。\r\r第１章　ギルガメシュの冒険\r　分身の誕生\r　フンババ退治\r　双子伝承\rバータ・メルヘンとオシリス神話\r　二人兄弟譚\r　単性増殖\r　片われの死\r「二人兄弟」と龍退治\r　グリム童話\r　動物の役割\r　死と再生\r影の反逆\r　シャミッソー\r　アンデルセン\r　マンディアルグ\rホフマンの『悪魔の霊液』\r　ホフマン\r　Ｍ．Ｇ．ルイス\r　ホッグ\rもう１人の〈私〉\r　道元\r　ゲーテ\r　ドストエフスキー\r　モーパッサン\r　ネルヴァル\r地下迷路\r　ウォールポール\r　ヴェルヌ\r　バルザック\r　ラヴクラフト\r冥界の地図\r　イザナギとイザナミ説話\r　オルペウス神話\r　ネルヴァル\r他界を視た人\r　ランボー\r　スエーデンボルグ\r　出口王仁三郎\r親指小僧の夜の冒険\r　鶴屋南北\r　グリム童話\r　ペロー昔話\r　バジレ\rこの世の果て\r　ポー\r　ヴェルヌ\r大魚に呑まれる\r　メルヴィル\r　ヴェルヌ\r永遠のアダムと終末幻想\r　ニーチェ\r　ヴェルヌ父子\r　バラード\r　ジャン・パウル\r心の記号学としてのファンタジー\r　ル・グイン\r注\rあとがき\r文庫版あとがき\r解説　「幻想」と「バロック」　長谷泰\r索引\r\r\r・発送まで暗室に保管中\r・非喫煙\r・ペットおりません